はじめに

本シリーズでは、Pythonで制御する「自作XYテーブル」の完成をゴールに設定しています。ゼロから丁寧にステップ解説していくので、手順通りに進めるだけで、あなたも自分専用の電動XYテーブルを製作することが可能です。
前回はRaspberry PiのOSインストールを行いました。
今回はいよいよ電子工作の第一歩。
LEDを1つ光らせてみましょう。
これができれば、
- GPIOの仕組み
- Pythonでの制御方法
- 電子回路の基本
が理解できます。
使用する機種はこちら:
※他のRaspberry Piでも基本は同じです。
用意するもの
・Raspberry Pi本体
・ブレッドボード
・LED(赤など)
・抵抗(330Ω〜1kΩ)
・ジャンパーワイヤー
※LEDには必ず抵抗を入れてください。
直接つなぐと故障します。
LEDの接続方法
接続
GPIO18(物理ピン12) → 抵抗 → LED長い足
LED短い足 → GND(物理ピン6)

GPIOとは?
GPIOとは
General Purpose Input Output
の略で、Raspberry Piのピンを
「電気のON/OFF」で制御できる機能です。
今回は「出力(Output)」として使います。
PythonでCodeを作成しLEDを光らせる
まずRaspberry Piでターミナルを開きます。
以下のコードを入力します
nano led.py
→
nano・・・「ファイルの新規作成 or 既存ファイルを開く」の意味
Linux・Raspberry Piで動作するテキストエディタです
led.py・・・ledという名前のPythonファイル
led.pyを新規作成され開かれたら、以下のコードを入力してください。
import RPi.GPIO as GPIO
import time
LED_PIN = 18
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(LED_PIN, GPIO.OUT)
try:
while True:
GPIO.output(LED_PIN, GPIO.HIGH)
time.sleep(1)
GPIO.output(LED_PIN, GPIO.LOW)
time.sleep(1)
except KeyboardInterrupt:
GPIO.cleanup()
以下をショートカットキーで保存して終了:
Ctrl + X → Y → Enter
この記事で使用したコードはこちらからダウンロードできます。
led.py をダウンロード(ZIP)実行してみる
Raspberry Piのターミナルで以下を入力しEnterを押す
python3 led.py
→Pythonでled.pyを実行する
1秒ごとにLEDが点滅すれば成功です。
終了するときは:
Ctrl + C
コード解説・・・現時点では、そういうもの何だなと思ってもらえば
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
→ GPIO番号で制御する設定
GPIO.setup(LED_PIN, GPIO.OUT)
→ 18番ピンを出力モードに設定
GPIO.output(LED_PIN, GPIO.HIGH)
→ 電気を流す(LED点灯)
GPIO.output(LED_PIN, GPIO.LOW)
→ 電気を止める(LED消灯)
よくある失敗
✔ LEDの向きが逆
✔ 抵抗を入れていない
✔ GNDにつながっていない
ほとんどが配線ミスです。
ここまでできたら成功!
これで
✅ GPIO制御
✅ Pythonからの出力操作
✅ 電子回路の基本
が理解できました。
次回予告
次はいよいよ
使用するのは:
本格的な制御に入ります。





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