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今週の注目ガジェット〜09/14週〜|電子工作・自作向け新製品まとめ(FREE-WILi 2/YuzukiNeko ほか)

ガジェット通信

ニンジンのガジェット通信 / 2026.09.14週

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今週の注目ガジェット〜09/14週〜

どうも、ニンジンです🥕 第2回。今週はRaspberry Pi Picoと同じフォームファクタに新顔SoCを詰め込む動きが目立った週だった。RISC-VのAllwinner F101、WiFi6+Zigbee/ThreadのESP32-C5と、「小さい基板に載せられるだけ載せる」勢いを感じる。ほかにも無線・FPGA・Linuxを全部盛りしたマルチツールや、手のひらサイズのAIカメラも見つけたので、今週も5本まとめる。

今週のピックアップ 5製品

  • FREE-WILi 2 — RP2350×2+ESP32-C5+FPGA+Linuxの携帯マルチツール
  • YuzukiNeko — Allwinner F101 RISC-VのPicoフォームファクタSBC
  • Waveshare ESP32-C5 Picoボード — WiFi6+Zigbee/Thread対応
  • CamThink NeoEyes NE302 — 超小型のWiFi6エッジAIカメラ
  • M5Stack Module13.2 LoRa-1262 — M5Stack用LoRa拡張モジュール

FREE-WILi 2(RP2350×2+ESP32-C5+FPGA+Linuxの携帯マルチツール)

RP2350デュアルMCU、無線用のESP32-C5、Lattice iCE40UP5K FPGA、Linux動作のRaspberry Pi CM0を1台に統合したオープンハードウェアの携帯マルチツール。3.5インチ静電容量式タッチスクリーンを備え、WiFi 6・Bluetooth・LoRa・NFC/RFID・赤外線を装備。Python/WebAssemblyでのスクリプティングや、LLMを使った自律的なファームウェア開発も想定した設計。サイズは152.4×78.9×22.3mm、290g。

発売日・価格:Founders Edition予約400ドル。shop.freewili.comで先行予約受付中、2026年Q4出荷予定。

FREE-WILi 2 携帯マルチツール
▲ FREE-WILi 2(画像は開発元の発表資料より)

🥕 ニンジンの見立て:MCU×2+無線+FPGA+Linuxが1台に収まってるのは単純にワクワクする。プロトコル解析やIoT機器の動作検証(もちろん自分の持ち物・許可された範囲で)に1台あると、現場でオシロやロジアナを何個も持ち歩かずに済みそう。LLMでファーム開発というふれこみも気になるので、実際どこまで自律的に書けるのか使用レポートを待ちたい。

YuzukiNeko(Allwinner F101 RISC-VのPicoフォームファクタSBC)

新登場のAllwinner F101 RISC-V SoC(C907コア 1.008GHz、PSRAM 8/16MB内蔵)を、Raspberry Pi Picoと同じ筐体サイズに載せたLinux対応SBC。MIPI DSI・24-bit RGB・LVDSのディスプレイ出力に対応し、USB-C・microSD・20pin GPIOヘッダ×2を装備。設計データはCC0でパブリックドメイン公開されており、GitHubに回路図・EasyEDA・Gerber・BOM一式が揃っている。

発売日・価格:2026年9月8日発表。現時点では未発売(開発中)。原価ベースで10ドル以下になる見込み。

YuzukiNeko Allwinner F101 SBC
▲ YuzukiNeko(画像は開発元の発表資料より)

🥕 ニンジンの見立て:PicoサイズでLinuxが動くRISC-V SoCというだけでも面白いのに、設計一式をCC0で丸ごと公開してるのが太っ腹。まだ買えないけど、基板データが公開されてるなら自分でPCB発注して遊べる。安価なLinux SBCの選択肢がまた増えるのは素直にありがたい話。

Waveshare ESP32-C5 Picoボード(WiFi6+Zigbee/Thread対応)

Raspberry Pi Picoと同じフォームファクタで、ESP32-C5(240MHz RISC-V単コア、384KB SRAM)を搭載したボード。デュアルバンドWiFi 6・Bluetooth 5.0 LE・802.15.4(Zigbee/Thread)に同時対応する珍しい組み合わせが特徴。USB-C書き込みポートとLiイオン充電回路を内蔵し、基板アンテナ版/外部アンテナ版など4バリエーションを展開する。

発売日・価格:2026年9月9日発表・発売中。公式ストア8.99〜9.99ドル、AliExpress 10.43〜11.33ドル、Amazon 15.99〜17.99ドル。

Waveshare ESP32-C5 Picoボード
▲ Waveshare ESP32-C5 Picoボード(画像は開発元の発表資料より)

🥕 ニンジンの見立て:WiFi6とZigbee/Threadが同時に載ってるのが地味に嬉しいポイント。Matter対応のスマートホーム自作や、Zigbee2MQTT用の自作ドングルを作る時の候補になりそう。1000円ちょっとで即買えるのも試しやすくていい。

CamThink NeoEyes NE302(超小型のWiFi6エッジAIカメラ)

42×42×20mmというコンパクトさに収めた、USB-C給電のエッジAIカメラ。STM32N6(Cortex-M55+Neural-ART NPU、最大600GOPS、3TOPS/W)を搭載し、4MPセンサー・32MB RAM・WiFi 6に対応。物体検出や1080p30fpsのエンコードをオンデバイスで処理でき、HTTP・WebSocket・MQTT・RTSP・RTMPなど多様なプロトコルで出力可能。Web UIからのモデル配備にも対応し、ファームウェア・ドキュメントはオープンソース公開。

発売日・価格:2026年9月12日発表。ローンチ価格99ドル(MSRP 109ドル)、camthink.ai/storeで購入可能。

CamThink NeoEyes NE302 エッジAIカメラ
▲ CamThink NeoEyes NE302(画像は開発元の発表資料より)

🥕 ニンジンの見立て:この小ささでオンデバイス物体検出+RTSP出力まで持ってるのは強い。既存のNVRやHome Assistantにそのまま組み込みやすいし、倉庫の在庫監視や庭先の動物観察カメラみたいな「常時電源だけ確保できればいい」用途に向いてそう。Web UIでモデル差し替えできるのも運用が楽そう。

M5Stack Module13.2 LoRa-1262(M5Stack用LoRa拡張モジュール)

M5Stack Core系にスタックできるLoRa拡張モジュール。Semtech SX1262トランシーバー(868〜923MHz帯、送信+22dBm/受信感度-147dBm)とRP-SMAアンテナコネクタを搭載し、電源管理はM5IOE1チップが担当。DIPスイッチで配線を切り替えられるため、複数モジュールを同時にスタックしても干渉しにくい設計。

発売日・価格:2026年9月13日発表・発売中。22ドル、AliExpress・M5Stack公式ストアで購入可能。

M5Stack Module13.2 LoRa-1262
▲ M5Stack Module13.2 LoRa-1262(画像は開発元の発表資料より)

🥕 ニンジンの見立て:M5Stack持ってる人なら積むだけでLoRa化できるお手軽さがいい。DIPスイッチで複数スタックの配線を切り替えられるのは地味だけど助かるポイントで、畑や倉庫にセンサーを飛ばしたい時の定番候補になりそう。22ドルという価格も試しやすい。

PY-VBALAB 本編 PY-VBALAB 本編 Python・VBA・電子工作の解説記事はこちら ガジェット通信は毎週の新製品メモ。CNC自作・Raspberry Pi・サーボ制御・VBA自動化などのじっくり解説記事は本編にまとめてある。 本編を読む →
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